TNi 7005MKⅡでフラットバーロードをつくってみた【フロントシングル】

フロントシングルのフラットバーロード

最終更新:2021.02.07

ロードバイクをフロントシングル化したい!ブルホーンバーを使いたい!

今回、実際にブルホーンバーを使ったフラットバーロードを組んでみました。フレームはコスパの良いフレームでおなじみの TNi 7005MKⅡです。

 

 

 

 TNi 7005MKⅡとは?

パーツでおなじみのメーカーTNi(ティーエヌアイ)。実はフレームも出しているのです。

 

値段は?

・定価:¥38,000(税抜)!
 ⇒探せば3万円を切るショップもあります。

・素材:フレーム アルミカーボン フォーク
 ⇒スローピングのフレームでしっかりとしたつくりです。

 

流行りのエアロフレームでもなければ、細くてスラッとした感じでもありません。しかし、アルミらしいキビキビとした動きが特徴です。練習用として使っている人もたくさんいます。メーカーロゴはステッカー式なので好みに応じて張ることができます。

  

 

詳細

今回、余ったパーツにいくらか買い足してフラットバーロードを組んでみました。ハンドルはブルホーンを選択。街乗りに特化したかったのでスタンドもつけています。

◆フレーム:
TNi 7005MKⅡ S(460サイズ)

◆ハンドル
ブルホーン バー メーカー不明

◆ギア
・フロント⇒シングル
 SHUN SS-9203 CNCチェーンリング
(PCD:130mm 46T)

・RD 
 SHIMANO SORA 3500-SS
(11-28T)

・BB
 BB-RS500 68BSA

◆ブレーキ
・SHIMANO ALIVIO T4000 BL-T4000 (2フィンガー)

・フロント
 SHIMANO 105 BR-5800

・リア
 SHIMANO SORA BR-3500

◆ホイール
・SHIMANO WH-RS010

◆タイヤ
・パナレーサー(Panaracer) ツーキニスト W 700X25

  

 

フロントシングルとは  

ロードバイクにはギアがたくさんあります。通常は下記のようになっています。

・フロント(前側のギア)
⇒ 2もしくは3速

・リア(後ろ側のギア)
⇒ 8~11速

街中を走るだけならフロントギアは2枚もいらない!そんな風に考える人もいるはずです。取り外したギアの分だけ軽くなりますし。フロントのギアを1枚だけにした自転車のことをフロントシングルと呼びます。

 

フロントシングルのメリット

以前、ロードバイクのフロントシングル化が流行りました。その流れに乗って、この自転車もフロントシングルに!メリットとしては

・掃除が楽
フロントが多段のときはFD(フロントディレイラー)がついているので、掃除が大変で手が傷だらけになっていました。しかし、フロントシングルにすると手が入りやすいので掃除が簡単になります。
 

・調整が楽
多段のときと比べて調整が簡単です。今まで何だったんだろうというくらいに。

 

 

 

フロントシングルのデメリット

・ギアが高い
ロードバイクのクランク(ペダルの根元)にはギアがついています。このギアを流用してもよいのですが、走行中にチェーンが外れやすくなります。そのためナローワイドというチェーン脱落防止のタイプのギアを選択するのが正しいです。しかし、このナローワイドのギア。たくさんお金を出せば選択肢が増えますが、安いものは種類が少ないです。そのなかでベストだったのが上記の「UN SS-9203 CNCチェーンリング」です。

 

※PCD
⇒フロントギアを固定するボルトが刺さった円の直径のことです。

クランクの幅とチェーンリングの幅があっていないと使うことができません。PCDの数値を購入前に確認しましょう!

 

まとめとして 

今回はTNi 7005MKⅡのフロントシングル化を紹介しました。ロードバイクのフレームは必ずしも誰もが知っている有名メーカーのものでなくてよいのです!フロントシングル化・ブルホーン化する人は、ぜひ参考にしてみてください。

 

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